Monthly Archives: 1月 2012

低侵襲手術の問題点

Posted by admin on 1月 25, 2012
最新の治療法 / No Comments

最小侵襲手術の問題点として、まず第一点は、新しい手術器具を使うために専門のトレーニ ングが必要で、術者の熟達によって治療成績が大きく異なることです。

第二点は、手術野が狭く視野が悪いため、組織の損傷や穿孔などの思わぬ結果を招く可能 性があることです。従って、患者様に対しては最小侵襲手術の長所のみならず、短所、つま りテクニック センシティブ(熟練が必要な繊細)な術式であることも十分に伝える必要があ ります。

最近では、慈恵大学での医療事故などがありましたが、新しい治療法は専門知識と治療経験が大変重要なのです。

たとえばインプラントの治療を受けるのであれば、少なくとも年間100本以上の症例数をこなしている歯科医が望ましいと思います。インプラントの治療は、ようやく知られてきたとはいえ、歯科医が行える治療法としてはまだ一般的ではありません。

さらに、インプラント治療には高価な機材や手術機械、心電図などの血液モ ニター、インプラントのスペアを含めた在庫など、金額的に専門医しか揃えることができない材料や機材が必要になるのです。月に1回程度しか手術がない歯科医師とスタッフでは経験豊富とはいえず、最高の仕上がりを要求することは無理があります。また、インプラント治療は日進月歩で、旧態依然とした10年前の術式で行うことは許されません。

きちんと手入れをすれば、一生涯その人工歯を使うことになるのですから、安くて早い治療だけでなく、安全で確実なことは当然として、高い専門知識を有し経験豊かな歯科医に診てもらうことが大切なのです。

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米国の歯科医、ホチキス針で歯を治療=裁判で認める – 新華社通信ネットジャパン (会員登録)

Posted by Google Inc. on 1月 25, 2012
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米国の歯科医、ホチキス針で歯を治療=裁判で認める
新華社通信ネットジャパン (会員登録)
【新華社】 米マサチューセッツ州のニューベッドフォード高等裁判所でこのほど、詐欺や窃盗などの罪に問われた53歳の歯科医の裁判が行われ、被告はかつて、根管治療で使うステンレス器具の代わりにホチキスの針を使用していたことを認めた。 AP通信によればマイケル・ ...

低侵襲医療とは

Posted by admin on 1月 23, 2012
最新の治療法 / No Comments

低侵襲医療とは、最小限で最大の効果を期待する医療という意味であり、特に従来の医療 に比べて侵襲が少なく、従来と同等、あるいはそれ以上の効果が得られるように新しく開発 された独自の医療術式をさします。

最小侵襲手術(Minimally Invasive Surgery)という言葉が、1990(平成2)年に医学文献に最初に紹介されて以来、小さな切開を加えて特別な手術器具や内視鏡などを用いて行う外科手術が、低侵襲医療と呼ばれるようになり、今日では、腹部外科における腹腔鏡手術や肺外科における胸腔鏡手術、整形外科における関節鏡手術などが盛んに行われています。

歯科領域においても、関節鏡下での顎関節手術、歯周外科手術、骨移植手術、インプラント手術などでは、それぞれ新しく開発された機械や器具を用いて侵襲の少ない手術方法が考えられています。

低侵襲医療が脚光を浴びるようになった背景には、患者様にとってより優しい医療が求められている現状があります。

医師は、患者様にいくつかの処置方針を丁寧に説明する義務があり、患者様は説明を受けた治療法のうち、最良の一つを納得したうえで選択します(インフォームド コンセンント)。低侵襲医療は痛みが少なく、傷口が小さく、治癒も早いなどのメリットがあるうえに、治療期間も短縮でき、日帰り手術が可能となる場合もあるため、患者様のQOL(Quality of Life)の向上にも貢献できます。しかし、最小侵襲手術は比較的新しい技術であるために、次のような問題点も指摘されています。

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口腔心身症のための心理療法

Posted by admin on 1月 19, 2012
最新の治療法 / No Comments

人間は群れを成して社会生活を営む生き物ですから、客観的に口臭が認められないにもかかわらず、自分自身に口臭があると信じることは、つまり、社会生活をしていくうえで良好な人間関係を築くことに失敗した自分へのいいわけになっているのです。口臭のように他人との接触に直接影型を及ぼす要因になる人間心理の変化は微妙なもので、心身症の半分が口臭を訴え、性格的には几帳面、繊細、潔癖症の人がなりやすいのです。心身症のうち、特に、口のなかに原因があると思い込まれている方を口腔心身症と呼んでいます。

口腔心身症に行う心理療法では、たとえ患者様の訴えが医学的に矛盾していても、歯科医はこれを許容的に聞かなければなりません。そのうえで、検査結果の説明や類似症例の治療実績などを示し、患者様に自身の性格的傾向と症状との関係を理解させます。そして、症状改善の可能性を示し、励ましていくのです。やがて患者様は自らの力で症状をコントロールできることを知り、それが自信となって健康な社会生活へ戻ることが可能になるのです。

口のなかは、内面的な葛藤のターゲットとなりやすい場所ですから、歯科医は「口が渇く」 「頬がシビレる」「舌がヒリヒリする」「入れ歯が気になる」などといった違和感をしばしば 訴えられます。

原因が特定できないため、治療は困難と判断されがちですが、このような症状の多くは客 観的原因を伴わず、心理的なストレスが自らの身体に向かって放出された結果なのですから、的確な心のサポートを受けることによって治癒は可能なのです。

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口腔心身症の背景

Posted by admin on 1月 19, 2012
最新の治療法 / No Comments

豊かで平和な世になってくると清潔志向が強くなるためか、口臭を気にして歯科へ来院さ れる方が増えています。この病気は医師からみると取るに足らない症状であるようでも、 本人にとっては、社会的存在を許されるか否かというほどの深刻な問題になることがあります。以前は口のなかの病気に由来する口臭と、内臓疾患に由来する口臭に大別されていましたが、最近では他覚的に不快な臭いがあろうが、なかろうが、本人が自覚していれば、それを総称して口臭と呼んでいます。

実は、口臭は心身症の始まりで、その症状の裏には心の病が隠されています。本当に口臭のある患者様の80%以上は、口のなかに原因があるといわれています。虫歯や歯周病、入れ歯による口臭、ドライマウスで口のなかが不潔になって起こる口臭などです。それ以外の原因で起こる口臭には胃や肺の病気などが考えられてきましたが、これらが原 因になることは稀なのです。

虫歯や歯周病が原因の場合は、完璧に治療すればいいわけですし、入れ歯による口臭もほとんどが日常のケアをしっかり行うことで解消します。

しかし、口臭を訴えて来院する方には特に医学的な異常所見が認められず、口のなかの清掃状態も非常に良好で、客観的に口臭が認められない場合があります。このような患者様を自臭症といい、口臭を訴える方の80%以上が自臭症なのです。嗅覚は人間の特殊感覚のなかで、もっとも順応の早い感覚です。私たちが自分の口臭を自分で評価することは現実的に不可能ですが、それでも自分の身体から悪臭が発散していて他人に迷惑をかけているという恐れを抱いたりするのは、臭いそのものよりも、良好な人間関係を築けなくなっている対人障害が背景にあるからです。

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